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猫であれ犬であれ、ペットと暮らす事は我々人間にとってとても素晴らしい事です。 クリっとした大きな眼、かわいいしぐさ、ひょうきんな動き、安らぎ、フレンドシップなど彼らが私たちに与えてくれる恩恵 には計り知れないものがあります。 しかし、ペットを飼おうとお考えになる方にはどうしても理解して頂きたいことがあります。 言うまでもなくペットたちは無機質な「物」ではなく、温もりを持ち、鼓動を響かせ、感情を抱く「命」です。 私たちは現代の極端な消費社会にどっぷり浸かってしまって、買った洋服に飽きたから捨てるといった行為を、 何の疑いも無くごく自然な日常として繰り返しています。 しかし、ペットたちは命です。 一度飼い始めたら、責任を放棄して捨てるなどということは許されません。 そのような行為は、道徳的にも人間的にも犯罪であり法的にも立派な犯罪行為です。 また、残念なことですがペットを飼う人の中には、ペットを虐待目的で飼っている人がいます。 人間社会における「いじめ」の矛先がペットたちに向けられたのでしょう。 このような行為も断じて許されるべきものではありませし、完全な動物愛護法違反です。 もし、このような行為が皆さんの周囲で行われていたら勇気を持って告発してください。 警察に直接告発しなくとも、動物愛護協会や地域の動物愛護センターなどで相談に乗ってくれますし、 希望すれば告発の匿名性も守られます。 私は欧米流の極端な動物愛護主義者ではありませんが、犬や猫たちの命の重みと人間の命の重みに差があるとは思えません。 ペットと暮らす事の一つの側面は、命と命が正面から向き合うことです。 仔猫や子犬の時代は、絶対無比に可愛らしい存在です。 やがて成長し家族の一員として我々人間と意志をかよわせ、時に同一の感情を共有します。 しかし、生き物である以上確実に老いがやってきます。 体力が衰え様々な病気を抱えたり、歯が抜け落ちて食事もままならない、四肢が麻痺して寝たきりになる、 痴呆が進行して夜泣き遠吠えを繰り返すなど問題が発生します。 そんな彼らは、誰を頼り信頼を寄せているのでしょう。 そう、飼い主さんです。唯一、彼らが頼れるのは飼い主さんだけです。 医療費、日々の世話、近所への配慮など飼い主さんへの負担はとても大きなものとなります。 このような場合でも、命と向き合うと決め信頼を寄せられる飼い主となった以上、責任を放棄して捨てたり、 安易に安楽死させるようなことは絶対に行ってはなりません。 最期の最期まで付き合いその死を看取ってやるのが絶対責任ですし、お互いの信頼と友情のなかで時間を共有してきた 彼らに対する礼儀です。 これからペットを飼おうとお考えの方は、事前に本当にこれらの問題に適切に対応できるのかよくお考えになってください。 そして、その考えが10年、15年先まで維持できるのかも真剣に考えてみてください。 BACK HOME |